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北海道、東北ブロックの活動

宮城県支部協議会
「宮城の青い空をいつまでも」パートU
―再生エネルギーを考える―福島原発事故から7年、丸森町筆甫の今」
「ひっぽ電力株式会社」の太陽光発電所を見学

主催:婦人民主クラブ宮城県支部協議会

宮城県支部協議会は、2018年市民の憲法行事に「宮城の青い空をいつまでもパートU―再生エネルギーを考える―福島原発事故から7年、丸森町筆甫の今」を企画、6月2日、「ひっぽ電力株式会社」の太陽光発電所を見学しました。

「ひっぽ」はアイヌ語で「川の向かい」、大きな阿武隈川があります。宮城県南の福島県との県境で原発事故で全村避難となった福島県飯館村から北へ八キロメートル、放射能被害が大きい所です。

見学サポーター吉田剛さんが「丸森町の十八歳未満千五百人の甲状腺検査で四人ほど異常が見つかった。子ども被災者支援法や原発事故賠償ADR(裁判外紛争解決手続き)などあるが福島県と宮城県では国の対応に大きな差がある」と筆甫の現状を語りました。

発電所での出迎えは代表の目黒忠七さんです。

人口が減少し中学校は廃校。震災の影響は皆無でしたが放射能汚染で豊かな里山生活は一変しました。地域に希望を取り戻し未来につなごうと、地元有志が話し合い、地域の再生もエネルギーも自分たちでと、太陽光発電に取り組みました。2016年3月11日、会社設立。事業資金に多くの支援が寄せられ、元筆甫中学校庭の一角にソーラーパネルを設置。手作りの太陽光発電所第一号です。九月中旬より稼働、東北電力に売電、今は再生エネルギー比率90%のパルシステム電力に替えました。地域資源活用の循環型エネルギーへの転換と、エネルギーの地産地消もめざします。利益は八割を地域に還元。50キロワット発電の小規模施設を13か所作る準備中です。パネルは現在90%が再生可能。大資本の、自然を破壊したメガソーラーも丸森町にあります。

支援者みんなで設置したパネル裏の記念メッセージに知人の名があり、身近な取り組みを実感しました。

目黒さんは昔からの生業の炭焼き、養蚕、農業がダメになり、そして原発事故ですべてがダメにされたといいます。

都市と地元の住民交流施設での昼食は地産地消の弁当です。千葉からの移住者が出資を募った店でお土産などを買いました。最後に訪問したみそ工房は、東京からの移住者が大豆と米を無農薬有機栽培し、昔からの味噌造り。一時東京に避難したそうです。原発事故賠償を闘っています。

原発・放射能、自然破壊、食、人口、農山村問題等々、日本の問題が筆甫に全部詰まっています。

恵庭事件が今、問うものは
「憲法を武器として=恵庭事件 知られざる5年目の真実」
映画を見て考える「日本国憲法」

札幌支部

札幌支部5月例会は”憲法を考えよう”と、映画「憲法を武器として=恵庭事件知られざる5年目の真実」を鑑賞しました。

恵庭事件は、1962年12月、北海道恵庭町で酪農を営む野崎牧場の兄弟が、自営たち演習場の通信線を切断した事件です。

長年にわたり戦闘機や大砲の騒音で、牛の乳量の激減や死産、家族の健康が損なわれ、度重なる自衛隊との約束も反故にされ続けてのやむにやまれぬ実力行使でした。

三年半四十回もの公判が開かれ、1967年3月29日、札幌地方裁判所は「無罪」判決。なぜか検察官は大喜びで控訴もしない。憲法判断回避の「肩すかし裁判」といわれた裏に「仕掛け」られた闇を映画は語っています。

「自衛隊と日本国憲法」を問うた恵庭事件から五十年、映画を見て、年輪を刻んだ先達に懐かしさと敬意で心が熱くなりました。

安倍内閣は特定秘密保護法、共謀罪法、盗聴法、マイナンバー制度など次々悪法を強行、現在の方が自由や人権は危険な時代なのでは、と鑑賞後の交流会で活発に意見を交わしました。 

憲法に自衛隊を書き込み、いつでもどこでも戦争できる「美しい国」にしようと野望を隠さない安倍政権は退陣させなければなりません。婦民でも、みんなでこの映画の上映を拡げてほしいと思います。

恵庭事件で忘れられないのは野崎家弟妹の一番上で2014年に81歳で亡くなった幸子さんです。家業の酪農の手伝い、弟妹の世話、北大で学業に励み、学生結婚。二人の子の保育所問題から、札幌市に認可保育所を作らせる運動へ駆り立てました。幼児をつれての対市交渉では、一歩も引かず理路整然と迫る姿が脳裏に残っています。