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北海道、東北ブロックの活動

生命を生み出す母親は生命を育て生命を守ることをのぞみます
第60回 宮城県母親大会
一人ひとりが大切にされ、憲法が生きる社会を
記念講演 浜田桂子さん(絵本作家)
「平和ってどんなこと?」絵本で伝える命のまぶしさ

主催:第60回宮城県母親大会実行委員会・太白区実行委員会

十二月五日、第60回宮城県母親大会がフォレスト仙台と、県内のサテライト会場28か所と個人86人へオンライン配信。「一人ひとりの平和を作る力を信じ、憲法が生きる社会を子供たちに」をテーマに全大会のみで開催され、総計803名が参加しました。
 記念講演は絵本作家浜田桂子さんによる「平和ってどんなこと? 〜絵本で伝える命のまぶしさ〜」。


(このチラシの集会は終了しています)

浜田さんは、「平和の絵本といわれるものはなぜ戦争の悲惨さや辛さを描いたものばかりなのだろう。そしてそれを読み聞かせた子どもが「戦争が起きると困るから平和が良い」と答えるのは何か変。戦争の残酷さと平和の嬉しさ、その両方が語られて初めて本当の平和が伝わる。だから平和がいいんだと解る絵本があれば良いのにと考えていた」と子育て時代の疑問から話しをしました。
「絵本『へいわってどんなこと?』は2005年、日本の絵本作家たちが“平和の絵本を作ろう”と、まず中国と韓国の作家に呼びかけ、三か国十二人の協力で実現した絵本シリーズの第一作です。南京大虐殺から七十年の2007年、その南京で絵本を作ろうと各国の作家が意見交換、2011年に刊行、現在はベトナムでも出版されています。子どもたちからは『平和って君と僕が友だちになれる』、震災後の気仙沼の子どもは「平和って人間だけでなく植物や虫、動物たちも大切にされること」、2016年には課題図書となり「僕は今日初めて生まれてきて良かったと思いました」等の干渉が寄せられています。私は “あなたが生まれてきたのは本当に素敵なこと”と子どもに伝えるために本を書いているのです。
絵本「だれのこどももころさせない」は安保法制に反対するママの会の運動の中の言葉から。命を真中に沢山の人が手を繋いでいます」と語りました。
前日から米軍海兵隊の訓練で宮城の空をオスプレイが飛び回る中での県大会。各団体の運動の交流と「日本が核兵器禁止条約に参加し、核兵器も基地も原発もない明るい未来を子どもたちに手渡すためにともに進んでいきましょう」との大会宣言を採択しました。

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