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婦民新聞紙面の紹介
2022年12月20日(1725)号
◎2022年から2023年へ
「戦争も核兵器もない世界のために」
国民全体のたたかいにしよう
高草木 博 さん(原水爆禁止日本協議会代表理事)
「婦民新聞」も本号をもって今年の最終号となります。ロシアのウクライナ侵略に対し、世界の国々は「国連憲章違反の侵略戦争やめよ」「核兵器の廃絶を」の大きな流れをつくりました。国内外で核兵器廃絶運動などの先頭に立ってきた原水爆禁止日本協議会の高草木博代表理事に、一年を振り返って見えてくる、来年の展望について話を聞きました。
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◎<秋田だより>
〈秋田の美しさ〉 渡部雅子さん(秋田原水協事務局長)
雪まじりの雨が落ち葉を覆っていく季節になると、子どもの頃は、近郊農家から大根、白菜、ネギなどの越冬野菜が届き、その貯蔵に大忙しでした。
水屋口近くの土中に越冬野菜を「生けて」貯蔵すると…
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◎<連載 「文学の風景」> 伊藤 知代(日本民主主義文学会)
▼真藤順丈 『宝島』
沖縄の本土に対する象徴的な政治スタンス
“英雄”が消えた謎に迫る仲間たち
今年二〇二二年は、沖縄本土復帰五十周年の節目だった。でもいま「復帰」といってピンとくる人がどれだけいるだろう。沖縄は物心ついたときから日本の一部、という人たちが年々増え、美しい海や砂浜、異国情緒…
米軍基地建設が予定される辺野古の海
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◎<連載 「ひめしゃらのつぶやき」>
〈22 軍事費と司法予算〉 杉井 静子さん(ひめしゃら法律事務所)
最近のくらし、どうでしょうか。収入も年金も下がる。上がるのは食料品、光熱費、医療費等々。大変ですね。一方で、岸田首相は、防衛費を今後五年間(二〇二七年度まで)で、GDPの二%(現在の二倍)にする。そのためには…
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◎<コラム 「七味 」
〈年末大掃除〉
年の瀬。「大掃除を」と気が急く方も多いかと…。年末に大掃除をする風習は実は日本だけという。暖炉を使う欧米では大掃除は暖炉の煤を掃う春に行う習慣だとか。十二月十三日は「大掃除の日」。そもそも年末の大掃除は中世の宮中 …
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◎<声明>
〈安保関連三文書の改定に反対します〉
十二月十二日、自民・公明両党は「敵基地攻撃能力」保有を盛り込む安保関連三文書に合意し、十六日に閣議決定しようとしています。敵基地攻撃能力とは「撃たれる前に敵の基地をたたく」ことができる装備を持つことです。…
2面
◎平和を願う声を大きく
母親連鎖行動 「赤紙」を配布
日本が起こしたアジア・太平洋戦争開戦の日である十二月八日、「武器もいらない、核もいらないK・8平和を守る母親全国連鎖行動」が各地で取り組まれました。
■日本母親大会連絡会
東京・有楽町では、日本母親大会連絡会などが、戦時中の召集令状・赤紙を模したチラシを配布しました。…
東京・有楽町マリオン前でアピールする参加者
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◎選択議定書早く批准を
差別撤廃アクションが院内集会
十一月二十九日、女性差別撤廃条約選択議定書の早期批准を求める集会が参議院議員会館で開かれました。主催は幅広い女性団体でつくる「女性差別撤廃条約実現アクション」です。
共同代表の浅倉むつ子さん(早稲田大学名誉教授)は…
講演をする秋月弘子さん
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◎安保関連三文書を許すな
平和大会 憲法を活かした平和外交
十一月二十六、二十七日、「なくそう!!日米軍事同盟・米軍基地2022年日本平和大会」がオンラインで開催されました。二十六日の開会集会で小畑雅子全労連議長は「日本平和大会は日米軍事同盟をなくし米軍基地撤去を掲げて…
主催者報告をする千坂純さん
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◎大軍拡・改憲を阻止しよう
総がかり行動 日比谷野音集会
十一月三十日、日比谷野外音楽堂で「軍事増やして生活壊すな!改憲反対!」のスローガンで、「11・30in日比谷野音」が開催され、千五百人が参加しました。主催は戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会…
プラカードを掲げる婦民の仲間
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◎<都庁支部>バラライカはうたう
ミモザコンサートで交流
年の瀬も間近の十二月三日に開催された、都庁支部の「みもざコンサート バラライカ&アコーディオン」は三十一回目を迎えました。今年のアーティストは、バラライカ奏者の北川翔さんとアコーディオニストの大田智美さんでした。…
北川さん(左)と大田さん
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◎ご冥福を祈ります
国際政治学者 畑田重夫さん
十一月二十二日、畑田重夫さんが逝去されました。
先生はご専門の国際政治学の学識の上に立って、日本の現在と未来の平和のために生涯発信を続けられました。先生の主張の基本は平和と人権…
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◎<連載「金子勝先生の『憲法教室94』
自民党「改憲草案」を読み解く
官吏に対する事務
日本国憲法第七三条は内閣の職務について規定しており、その第四号は「法律の定める基準に従ひ、官吏に関する事務を掌理すること」と定めています。官吏に関する基準(採用、給料、処罰、退職などに関する基準)は、法律で定めなければならず…
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◎<連載 「子どもたちにゆたかな子ども期を」 子ども全国センターからの発言 62
もう一人保育士をぜひ 糀谷陽子さん(子どもの権利・教育・文化 全国センター事務局長)
送迎バスへの幼児の置き去りや保育士による虐待など、保育に関する辛い事件が続いています。 それぞれの事件にはそれぞれの要因や背景があるのでしょうが、その土台に、七十年以上変わっていない、国の「保育士配置基準」があることを指摘…
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◎<食卓情報> 西山 一枝(家庭栄養研究会)
〈自給率99%のみかんを活用 かぜ予防、疲労回復効果等〉
十二月、今年も残り少なくなりました。コロナ過が拡がり自粛の三年有余、遠方の外出を極力避け、ワクチン接種の効果を期待しつつ、まだ未感染を保っています。とは言え、私もコロナ下の気分の落ち込みが時として…
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