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婦民新聞紙面の紹介
婦民新聞紙面の紹介
2018年1月1日(1572)号
◎<新春訪問>
『憲法と命を守る明日へ』
自衛隊海外派兵を許さない強大な世論を
南スーダンPKO派兵差し止め訴訟原告 平 和子さん
「同じ過ちをくり返させないために」
憲法をめぐる大激動の年を予感させる情勢のなかで、二〇一八年の新しい年を迎えました。「婦人民主クラブは今年創立七十二周年を迎えます。婦民新聞はそのスタートに当たり、憲法を守り抜く決意をこめて、自衛隊南スーダンPKO派遣差し止め訴訟をたたかう平和子さん(仮名)に「戦場に自衛官を送るな」の強い思いを語っていただきました。…
南スーダンPKO派遣差止訴訟弁護団HPより
◎<迎春>
「つなぐ手を幾重にも重ね」
昨年七月、「核兵器禁止条約」の国連採択に続き、運動をリードし、条約締結に尽力したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)にノーベル平和賞が贈られ、人類の理性の確かさを誇りをもって感じました。私もよく通る東京・渋谷駅の通路にむき出しで設置されている一枚の壁画があります。横幅三十メートルに及ぶ大画面のほぼ中央に…
◎『百三歳を超えた笹本恒子さん
今も現役のフォトジャーナリストとして』
「103歳 笹本恒子写真展」が神奈川・鎌倉芸術館で開かれ(二〇一七年十一月十九日まで)、その初日の十一日には「9月1日103歳を迎えた笹本恒子がこれまでの人生を語る」特別講演会も行われました。…
続きは婦民新聞2018年1月1日号でお読みください。
◎<『加賀のアトリエから』> 海部公子(色絵磁器画工)
いのち公開
新年を迎えるにあたって、たいていのことは、暮れのうちに決着つけておきたいところだが、昨年から生じた身体の事情を抱えての年越しとなった。…
続きは婦民新聞2018年1月1日号でお読みください。
◎<コラム 「七味」>
〈食の不安〉
あわただしい正月準備。重箱や三宝を出し、戌年にちなむ床飾りや掛け軸に替えると、新春を迎えるすがすがしさに満ちる
おせちの食材を揃えていて驚いた。肉、魚、野菜の産地には…
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2面
◎<イラク派兵差止訴訟を闘って>
名古屋高裁判決を今にどう生かすのか
「イラク派兵差止訴訟・名古屋高裁の判決を今に、どう生かすか」をテーマに、十一月二十四日、東京都内で学習会(内藤塾特別企画・自衛隊をウォッチする市民の会主催)が開かれました。 学習会は、内藤功さん(弁護士)に川口創さん(同・名古屋弁護団事務局長)が訊くという形で進められました。最初に川口さんが、学習会の主旨を次のように語りました。「先の総選挙で与党が三分の二の議席を占め…
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◎<『祈りはどこにあるのか』>
〈手話漫才〉 川田 忠明(日本平和委員会常任理事)
―社会はっ手にとっての多様性―
手話による夫婦漫才「モンちゃん&れんちゃん」が演じたのはこんなネタだった(Get in touch主催「月夜のからくりハウス」12月10日)。ろう者はコミュニケーションにハンディがあると思われがちだが、海の中でアクアラングを着けたままでも、手話で難なく会話ができる。一方「健常者」は…
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◎<私たちが歴史の頁をめくる時>
…澤田章子さん(講演要旨)
婦民大田支部では十月二十三日、「私たちはどう歴史のページをめくるのか?―宮本百合子から学ぶ」をテーマに学習会を開きました。講師は澤田章子さん(文芸評論家・日本民主主義文学会会員)。……宮本百合子は敗戦の日を弟の家族とともに福島で迎えます。戦後の第一作『播州平野』にはその日の情景が大へん印象的な文章で…
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◎<アウシュビッツ平和の旅>
命がけで抵抗した芸術家たち(大田支部 会員)
第二次世界大戦中のヨーロッパ各地から、アウシュビッツへ送られた人の中には、画家や音楽家もいました。
彼らはナチスによってその才能まで搾取されましたが、秘かに抵抗して作品を残していたことを知りました。
仕事としてナチスの求める絵を描かされた人が…
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◎<『教育再考』> 松村 忠臣(子どもの発達・権利研究所共同代表)
〈フェイクを見破る力を〉
憲法・沖縄が正念場を迎える年
沖縄の普天間基地撤去・辺野古埋立て反対の世論と運動の高揚に、メディアやインターネットで「沖縄フェイク」が拡散されている。東京MXテレビ「ニュース女子」は、その典型だ。
曰く、「過激派デモの武闘集団」「逮捕されても生活の影響がない六十五歳から七十五歳を集めた集団」…
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◎<『私の本棚』>
〈『わたしを探す十二の旅路 自立を求めた中国残留孤児一世・二世の記録』〉
京都・「記憶を書き残す会」編
満蒙開拓という国策により、夢を抱いて大陸に渡った多くの家族がいた。敗戦と同時にその夢は悪夢へと変わる。…
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7面
◎<『2017婦民講座 「万葉集」にみる色と染め』>
文化学園大学教授 堀尾眞紀子さん
二〇一七年婦民講座「『万葉集』にみる色と染め」の第二回が九月三十日、開催されました。……前回は「万葉集」の中で半数近くを占める染織や服飾、色彩に関する歌から「繊維素材」について話しました。第二回の今日のテーマは「染織素材です。…
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◎<連載 「文学の風景」552> 乙部 宗徳(日本民主主義文学会)
〈大浦ふみ子 『匣の中』〉
身近な事件に向かいあいながら
新たな読み手へ、今に目を向け描き続ける
今回も日本民主主義文学会で会員の自費出版シリーズとして刊行いる<民主文学館>の中から、女性の書き手が出版した単行本の表題作を扱う。著者の大浦ふみ子は長崎の放送局で働きながら、小説を書いてきた。…
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◎<連載 「京都上ル下ル」> 中谷文乃(校閲記者 京都在住)
〈都鳥の幻影〉
市場烏丸という京のど真ん中で、とんでもない光景を目撃した。コンビニから出てきた若い男性の手元めがけて、トンビが急降下。見事に(?)パンの袋を失敬して飛び去ったのだ。近頃、都にのさばるもの、イノシシとトンビと…
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◎<女の四季>
〈「羊飼い」といわれて〉
保育士の映子さんは私立の保育園に勤めています。子どもが好きなので、全産業の平均賃金に比べて保育士の月給は十万円も安いといわれながら働き続けてきました。でも最近心身ともに疲れることがあったそうです。安倍政権のその場しのぎの…
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◎<日本の子どもの権利保障の実態>
政府と市民・NGOの報告書を読み比べると
婦人民主クラブは十一月三十日、子どもの権利・教育・文化・全国センター事務局長の石川喩紀子さんを講師に、学習会「国連『子どもの権利委員会』政府報告書と市民・NGO報告書を読み比べる」を開催しました。国連「子どもの権利条約」は一九八九年に…
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◎<私にもひとこと>
〈新しい年に平和願い 沖縄へ心から連帯を〉
一九九七年に『水滴』で芥川賞を受賞した沖縄の作家、目取真俊さんは、辺野古基地建設阻止のため、カヌーを漕ぎ出して、大浦湾の護岸工事への抗議を続け、小説から遠ざかった日々を過ごしているという。昨年十二月十三日、米軍ヘリから普天間第二小学校のグランドに…
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◎<観客席>
〈劇団民芸公演「『仕事クラブ』の女優達」〉
舞台への情熱と貧困の中で
「私たちに仕事をください」今から八十五年前の新聞各紙に、こんな記事が大きく掲載されます。女優たちが始めた仕事斡旋団体「仕事クラブ」の紹介です。舞台のため、生活のために立ち上がった女優たちの…
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8面
◎<ヘルパーの日々> 藤原るか(ともに介護を学びあい・励ましあいネットワーク主宰)
〈一日三食で三回訪問は不適切?〉
新年の挨拶は、新しい年・これからの社会への希望と感謝が込められていると思う。「今年もよろしく、お世話になりますよ」と玄関に改まって座っている甲斐さん(八十八歳)は一人暮らし、要介護3。…
「今年は平和を問う国民投票も準備されている年だねぇ」と甲斐さん。国民投票など…
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◎<12・19総がかり行動>
三千万署名で改憲発議を許すな
並木の銀杏もすっかり葉を落とした国会議員会館前で十二月十九日夕刻から「森・加計疑惑徹底追及、戦争を煽るな、安倍内閣退陣!」を掲げて行われた二〇一七年最後の“十九日行動”に、二千五百人が結集しました。…
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◎<連帯ツアーで「沖縄の今」を体験>
座り込み、名護市長選支援、不屈館見学も
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◎<九条で守る空の安全>
JAL 不当労働行為は憲法違反
日本の航空法は「爆発物の輸送」を禁止しています(一部例外があります)。航空法はICAO(国際民間航空条約)に準拠してます。ICAO条約は「軍用機材や軍需品」輸送についての規定がありますが、航空法には、規定はありません。それは憲法九条があるから…
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◎<藤沢市民の平和行動>
戦争をしない国を手渡したい
十二月九日、JR藤沢駅前の広場で「子どもたちに『戦争をしない国』を手渡したいふじさわ・不戦のちかい平和行動」が開催されました。…毎年、回線の十二月八日と敗戦の八月十五日に、非戦を誓い、…
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◎<九条で世界とつながろう>
東京母親大会 日本の戦争加害をつぐなうには
十二月十日、2017年東京母親大会が「憲法施行70年、9条で世界とつながろう」をテーマに江戸川区内で開かれ、千四百七十人が参加しました。……全体会Bのテーマは「戦争ってなに?戦争の加害と被害を学ぶ」。中国人戦争被害者の要求を実現するネットワーク事務局長の大谷猛夫さんが「日本の戦火買いが償われないのはなぜか」と題して話しました。…
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◎<キューバの素顔73―キューバと日本人A> 清野史郎(トラベルボデギータ取締役)
革命に生きた日系人の映画やオタクイベント
経済制裁に意気消沈の日本食店
日本食レストラン“鉄板焼きレストランPP’S”のオーナーが、日系企業の尻込みに肩を落としていた。昨年、相次いで事務所を開設した日系企業数社が人員増員予定であると聞き、夢を膨らませていたが、トランプ大統領が打ち出した対キューバ経済制裁の厳格化に、本社から待ったがかかった。…
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◎<私の一句> 飯島 ユキ(俳句羅の会)
〈元日の時計…〉
日ごろ忙しく暮していても、元日だけは時間がゆったりと過ぎてゆくように思う。明治生まれの母から、元日に仕事をするものではないと教えられてきたことを幸い…
続きは婦民新聞2018年1月1日号でお読みください。
◎<私が主役の生き方332> 瀬谷 道子(女性誌「ウィメンズステージ」編集長)
同時代を生きる女性たち 女たちならできること
主宰するスペース「すてーじ・刻」の企画で、三回目となるのが「『赤毛のアン』を英語で楽しむ読書会」。講師は翻訳を仕事としていた夫です。教材はL・M・モンゴメリ英文、松本侑子訳の本。月一回のペースで二章ずつ進んでいるので終わるまで二年はかかる予定。 参加者はほとんどが女性で多くが…
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