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第1242号

2007年7月30日(月曜日)発行

活断層の上の原発問われる国の姿勢

今度の地震で、新潟の柏崎刈羽原発が活断層の上に建設されていることがわかり、専門家は「ほとんどお豆腐の上に原発が乗っかっているようなものだ」と話していた。

また、日本にある五十五の原発のうち三十六の原発と活断層との関係が未調査だという。東海沖地震が想定される静岡の浜岡原発への不安も取り沙汰されて久しいが、国は国民の不安の声を無視し、原子力政策を推進し続けている。

しかしこの問題、話してみると男女でかなり意識の差がある。「電気が無ければ冷房は効かなくなるし、いろいろ恩恵をこうむっているくせに反対だけするな」というのは男。女たちは「冷房なんて無くても平気。少々不便な暮らしに戻ってもいいから、即原発は止めてほしい」という人が少なくない。

事故が起きてからでは遅いという危機感は女性の方が断然強い。こういう話を近所の奥さんたちとしていると、政治を変えていけるのは、やっぱり女性の声だなと思う。さあ、いよいよ投票だ!

(民)

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