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第1201号

2006年4月30日(日曜日)発行

婦民創立60周年町田のつどい
元書記長 津上さんが講演


津上英子さんのお話をきく

町田支部は四月十六日、婦人民主クラブ創立六十周年記念のつどいを開きました。当日は朝からの雨模様に加えて交通不便な会場、とても心配でしたが、仙台の一戸葉子会長をはじめ、東京都内の会員や町田の読者の皆さん二十九人が参加して下さいました。

  町田でも記念のつどいを開こうと話し合った時、創立大会から婦民に参加して六十年、組織がもっとも困難な時期に牽引車となって婦民を守ってきた津上英子さんの話を聞きましょうと支部の意見が一致して決まりました。合わせて仙台から町田に引越してきて以来ずっと婦民ひとすじの待場百合子さんのピアノ演奏をとなりました。お誘いの手紙やチラシの配布、途中で会場が町田教育会館に変更になるなどで、心配したりあせったりもしました。

  津上さんのお話は『明日を創る』『明日を展く』にも書かれていることですが直接聞くのはまた違って、なまなましく当時の喜びや苦悩が伝わりました。とくに一九六〇年から七〇年にかけてのもっとも大へんな時代――安保闘争の大きなうねりと小児マヒの大流行から子どもを守る運動、どちらも連日国会へ向かう大闘争でした。さらに平和運動の共闘の亀裂の危機、そして七〇年の過激派の介入による婦民の分裂、再建の歩み、書記長だった津上さんの奮闘努力が赤裸々に語られて、ずっしりと心にしみる思いでした。

  待場さんは八十歳からピアノを始めて今八十四歳、「アベマリア」「春への憧れ」を演奏、参加者を勇気づけました。品川支部の豊田かほるさんの歌唱指導で「婦人民主クラブの歌」を合唱して閉会しました。

  (町田支部 秀島千鶴)

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