第1199号
2006年4月10日(月曜日)発行
平和な明日へ
婦人民主クラブ創立六十周年を祝う宮城のつどい
会場正面に掲げられた櫻井幸子さん(婦民事務局長)製作の横断幕が、雰囲気を一層華やかにしていました。参加者は、支持者、婦民新聞読者、会員あわせて八十五人。仙台フィルの熊谷洋子さん、会員の山本靖子さんのヴァイオリン二重奏に始まり、数々の心のこもった祝辞やスピーチをいただき、岡村朋子さん(宮城うたごえ協議会会長)の独唱と、オープニングと同じ熊井さん、山本さんによるヴァイオリン演奏。全員で「早春賦」と「青い空は」を高平つぐゆきさん(合唱団ふきのとう常任指揮者)のアコーディオン、岡村さんの指揮で歌うなど、祝うつどいは盛会でした。
独唱とヴァイオリン演奏で憩いのひととき
はじめに宮城県協議会会長・大木れい子さんが主催者としてあいさつ、安孫子麟さん(宮城憲法会議代表委員)の祝辞、ついで故蘓武静子さん(仙台支部)の夫君、蘓武昌春さん(くらしをよくする泉懇話会代表世話人)の発声で乾杯。
婦民副会長の塩谷満枝さんが、婦民の歴史を話しました。草創期の頃のこと、困難な時期の説明などに自身の紹介も交えて、ユーモアたっぷりに語られました。
なごやかに交流を深めて
次々にいただいたスピーチは、いずれもこの危機的な政治状況の中で、とりわけ「憲法を守ろう」との力強い呼びかけが続き、祝賀ムードの中にも参加者それぞれがこの決意を胸に刻みました。
読者の藤間和寿葉さんの三番叟の舞いが晴れやかな雰囲気を盛り上げ、会員の庄子雅子さんが、茨木のり子の詩「わたしが一番きれいだったとき」を朗読、戦争の罪悪を再認識させました。
最後に一戸葉子さん(婦民会長)が、支援をいただいている方々へのお礼とともに、さまざまな民主的な団体と手を携えて闘っていく決意をのべました。
「プログラムの構成がすばらしかった」「婦民のことがよくわかった」などのたくさんの感想をいただきました。
(宮城県協議会)