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婦人民主クラブ > 主張・見解 > 熱意と実行力をもち、歩み続けよう 婦人民主クラブ会長 山田博子

主張・見解

熱意と実行力をもち、歩み続けよう
婦人民主クラブ会長 山田博子

婦民新聞第1826号(2026年3月30日・4月10日合併号)より

本日はご多忙の中、婦人民主クラブ創立80周年記念レセプションにおいでいただき、ありがとうございます。また皆様からの温かい激励のメッセージもいただきました。ありがとうございます。

婦人民主クラブは、25人の女性たちにより準備され、宮本百合子が「趣意書」を起草しました。その呼びかけに応えて、1946年3月16日に全国の女性が集まり創立大会が開かれました。

新聞紙上でその開催を知った三輪あい子さんは当時のことを婦人民主クラブ創立45周年発刊の『明日を創る』に「焼け跡の貧しい身なりの女性たちが、自由と自立を切望して一堂に会したあの婦民発会の日の熱気に出会ったことがその後の私にとって大きな力となり、支えとなっているように思えるのです」とつづっています。無残な犠牲を強いた戦争が終わり、民主平和な日本へと向かう女性たちの気持ちの高揚を感じます。

同年4月には女性たちが初めて参政権を行使し、11月には日本国憲法が公布。翌1947年5月3日、国民主権、基本的人権の尊重そして平和主義の3大原則を有する憲法が施行されました。

私たちは、新憲法に依拠して、困窮を極めた暮らしの立て直しに知恵を出し合い、さらに1954年、ビキニ事件から始まった原水爆禁止運動や55年の母親大会開催のとりくみなどにも力を尽くしました。

80年の歴史の中では組織分断の攻撃に遭い困難な時期も経験しましたが、平和と民主主義、憲法を守る立場で歩み続けてきたことは私たちの誇りであり、20年前に「婦人民主クラブ」と名称回復もいたしました。(中略)

「戦争は二度と起こしてはならない」という不戦の誓いは、アジア太平洋戦争の痛苦の反省から生まれた日本国憲法の原点です。

今、改めて婦人民主クラブ創立時、あの焼け跡の中から立ち上がった人々の心意気を思い浮かべます。宮本百合子が記した「明日を創る―婦人民主クラブ発起人のことば」をご紹介します。

「私たちは正しい希望と発案とを集め、それを組織することを学びましょう。組織してそれを着々と実現してゆく力量を、私たちの身についたものとしてゆきたいと思います。どう現実のものとしてゆくかということは、私たちの熱意と実行力にかかっております」

この百合子の言葉を人類への励ましと受け止め、婦人民主クラブは、未来へ向けて歩み続けたいと思います。

(主催者挨拶より)

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