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主張・見解

市民と野党の力で「都民が主人公」の都政へ

婦民新聞第1770号(2024年6月10日号)より

 七月七日は東京都知事選挙。日本の政治の行方と、都民の命とくらしがかかった大事な選挙です。

 物価高騰で、国民の悲鳴と怒りがうずまいている時、パーティー券収入を巡る裏金事件で、自浄能力がないことが明白となった自民党は、国民の厳しい批判と怒りの声に追い詰められています。

 四月の三つの衆議員補欠選挙で自民党は全敗。東京15区では、市民と野党の共同候補が勝利し、政治転換を望む多くの都民に勇気と希望を与えました。

 五月二十七日、蓮舫氏が「反自民党・非小池都政」として小池都政の自民党返りを批判し、「小池都政をリセットする」その先頭に立つと力強く出馬を表明し、「野党共闘と信頼関係を大事にしていきたい」と述べました。

 小池都政の八年間は、都民のくらしや切実な声を顧みず、「企業が活動しやすい東京」をめざしてきました。

 独立行政法人化した都立・公社病院では、コロナ対応で閉鎖した病床が医師・看護師不足で再開できず、六百二十九床も閉鎖したままです。

 東京都の予算はスウェーデンの国家予算に匹敵し、税収は八年前より一兆円も増えています。

 家賃助成や都営住宅の増設、ケア労働の賃金格差の是正、学校給食や補聴器全額補助、多摩格差解消、高齢者のシルバーパスや医療費、値上がりが続く国民健康保険料(税)の負担軽減なども可能です。

  市民と野党の共闘で、蓮舫知事を誕生させ都政転換を実現し、自民党政治の終わりの大きな一歩にしましょう。

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