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主張・見解

欠陥機オスプレイの日本への配備撤回を 声明(要旨)

婦民新聞第1756号(2023年12月20日号)より

 十一月二十九日、米軍横田基地所属のCV22オスプレイが、鹿児島県の屋久島沖に墜落し、乗組員八人が死亡しました。

 在日米軍所属のオスプレイが墜落したのは、二〇一六年の名護市沿岸に続き二機目、死亡者がでたのは初めてです。

 もし地上に墜落していたら、甚大な被害が及ぶことは必至です。

 オスプレイは開発段階から墜落事故が相次ぎ、構造的な欠陥があることが指摘されていました。

 日本には、米軍に三十機、自衛隊に十四機のオスプレイが配備されていますが、これまで各地で不安の声があがり、飛行停止等を求めてきました。

 しかし米国追随の政府の下、防衛省は飛行を認め、国内での事故に際しても、不平等な日米地位協定により、日本側で事故原因を究明することができません。

 事故原因の究明、公表を米国と日本政府に求めます。

 今回の事故を受け、政府は在日米軍に「安全性が確認されてから飛行を行うよう」求めるだけで、「飛行停止」は要請していませんでした。

 米国防省は、事故を起こしたCV22オスプレイの運用は停止したものの、海兵隊の使用するMV22オスプレイ等は、事故後も各地で飛行が続いていました。

 十二月六日、米軍は、調査の結果、機体そのものに問題があったとして世界に配備している全ての種類のオスプレイ飛行停止を発表しました。

 婦人民主クラブは、このような重大事故を起こすオスプレイの日本への配備を撤回し、即時、全機を撤去するよう強く求めます。

二〇二三年十二月九日
婦人民主クラブ常任委員会

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