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主張・見解

声明(要旨)

婦民新聞第1738号(2023年5月30日号)より

 婦人民主クラブは、五月二十日・二十一日、第三回中央委員会を開催しました。

 岸田政権は、国民への説明や国会での議論を行わず、数々の悪法を押し通し民主主義、立憲主義を壊す暴挙を繰り返しています。

 安保三文書の閣議決定で憲法九条違反の敵基地攻撃能力保有を決め、南西諸島への新たな基地建設・基地強化や、大軍拡の財源確保に社会保障の財源を使うなど戦争国家へとひた走っています。

 新型コロナウイルス感染症拡大では政府の無策により多くの命が奪われました。今後の感染症対策に向けた反省と検証が求められます。政府が福島第一原発事故の教訓を生かさず、原発回帰に舵を切ったことも許せません。

 国民皆保険制度を崩す健康保険証廃止を盛り込んだマイナンバー法改定案も強行されようとしています。マイナンバーカード普及により国や企業が国民の個人情報を「利活用」するのが狙いです。

 日本のジェンダー平等は遅れています。あらゆる分野でのジェンダー平等、LGBTQや難民等すべての人の人権を守る法整備を求め共同の運動をすすめましょう。

 国連憲章違反のロシアによるウクライナ侵略で戦禍が広がり続けています。憲法九条の精神に基づく平和外交こそ必要です。

 婦人民主クラブは、今年創立七十七周年を迎え、七月に全国大会を開催します。いま憲法の危機が叫ばれる中、「私たちは平和を手離さない」の思いを引き継ぎ、憲法を守り抜く共同のたたかいをすすめていきましょう。

 多くの人々に呼びかけ、婦人民主クラブの組織を大きくし、誰もが安心して人間らしく平和に生きられる社会の実現に力を尽くしましょう。

二〇二三年五月二十一日
婦人民主クラブ第三回中央委員会

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