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主張・見解

声明(要旨)

婦民新聞第1717号(2022年9月20日号)より

 婦人民主クラブは九月十日、十一日、第二回中央委員会を開催しました。

 岸田政権は安倍元首相の「国葬」を閣議決定しましたが、国葬は法の下の平等、思想・良心の自由に反し、憲法違反です。政府は国葬反対の国民の声に真摯に耳を傾け、中止の決断をすべきです。

 安倍元首相、多くの自民党議員の統一協会との癒着は明らかです。安倍政権の改憲路線を支援し、選択的夫婦別姓制度の法制化等を妨害してきた統一協会の反社会的役割の徹底解明を求めます。

 また国葬を憲法改正の先鞭とさせず、あらゆる改憲策動を許さないたたかいをすすめましょう。

 新型コロナウイルス第七波で日本の新規感染者数が世界最多を続けています。岸田政権は抜本的な感染対策を示すべきです。

 物価高騰が加速しています。年金引き下げや、医療・介護など社会保障制度の改悪をやめさせ、消費税の減税を実現させましょう。

 ロシアのウクライナ侵略で核兵器使用の脅威が高まり、核兵器禁止条約締約国会議、NPT再検討会議で、核兵器廃絶への合意をすすめる意見が多数表明されました。唯一の戦争被爆国日本の一日も早い署名・批准を求めます。

 また政府は過去最大の軍事費の概算要求を決めました。軍備増強ではなく憲法九条を生かした外交で東アジアに平和をつくる政治への転換を求める運動が大切です。

 来年は、全国統一地方選挙が行われます。私たちは住民のくらしと命を守る地方自治の実現に力を尽くしましょう。

 中央委員会では、全国から豊かな活動を出し合い、討議を深めました。課題を解決するため、たくさんの仲間と手をつなぎ、その輪を大きくしていきましょう。

二〇二二年九月十一日
婦人民主クラブ第二回中央委員会

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