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主張・見解

許せない戦争への道を鼓吹する麻生発言

婦民新聞第1637号(2020年2月10日号)より

一九六六年、自民党が多数の国会は二月十一日を「建国記念の日」と定めました。神武天皇が即位したとされる日を「建国記念日」としたかったところを、歴史事実に反するという国民の声に押され、この命名となりました。  

ところで一月十三日、またまた麻生太郎副総理が「二千年の長きにわたって、一つの民族、一つの王朝が続いている」と日本の国柄を誇示する問題発言。しかし二千年前、日本ではまだ国家が形成されていません。

江戸幕府を倒した明治政府が天皇に絶対権力を与えるために、天照大神の国づくり神話を歴史の事実であるとし、その子孫である「万世一系」の天皇が日本を治めてきたとする作り話です。

この作り話を本当の歴史として国民に普及するために一八七三(明治六)年、神武天皇が即位した日が二月十一日であるとしてこの日を国の祝日「紀元節」としました。さらに一九四〇(昭和十五)年、逆算するとそれは二千六百年前のことだったとして、国を挙げて紀元二千六百年を祝ったのです。

まさに翌年のアジア太平洋戦争開始に向けて国民を一致団結させるためのものでした。「単一の優秀な民族国家」を鼓吹するのは他民族を見下げ侵略を正統化するもので、麻生発言は、戦争への道が迫っていることのあらわれです。

安倍・麻生氏らを支えている極右団体の日本会議が地方議員にまで手を伸ばし、議員連盟をつくり、議会を使って「美しい日本」への復帰を煽っていることに警戒し、それぞれの地域でこうした策動をやめさせる活動を粘り強く進めていきましょう。

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