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主張・見解

日本母親大会成功へ力を出し合いましょう

婦民新聞第1527号(2016年7月20日号)より

 「生命を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます」のスローガンを掲げ、第六十二回日本母親大会が八月二十日(問題別集会)、二十一日(全体会)の日程で、石川・福井の両県を会場に開催されます。

 とりわけ今年の日本母親大会は、六十二年の母親運動の歩みを次の世代に手渡すために信越ブロック五県が力を合わせて新しい企画に挑戦し、参加を呼びかけています。その新しい企画の一つは、例年の分科会にかわる問題別集会。若い世代の企画、子どもと教育、食・農業・TPP、平和、くらし、女性の地位向上をテーマに熱い討論と交流が行なわれます。そして記念講演は島洋子さん(琉球新報社編集局政治部長)、「憲法公布・女性参政権行使70年―いのち輝く平和な沖縄・日本を」と題して語ります。「沖縄の基地問題からはこの国が危険な方向に進もうとしていることが見える」という島さん。その巨大な力に立ち向かう「オール沖縄」の運動に学び、連帯の輪を広げ、政治・社会を変える確信にしていきましょう。

 安全保障関連法の強行成立・施行に加え、安倍政権は今、憲法そのものを変える「明文改憲」に向けた動きを露わにしています。一方、この国の脆弱な社会保障制度、医療も介護も教育も雇用も軒並み改悪され、国民の六人に一人が貧困に陥るなど、階層間、世代間の格差が拡大しています。平和・くらしを守るために「今できること」は何か、母親・女性たちがそのために力を発揮し意思を固め合う場になるよう、大会成功へ奮闘しましょう。

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