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主張・見解

日本高齢者大会の成功めざし力をつくそう

婦民新聞第1469号(2014年8月30日号)より

  例年の猛暑に加え、記録的な大雨による土砂崩れや河川の氾濫の被害が深刻なこの夏です。一方安倍政権のもとで、昨年からの二回にわたる年金削減、生活保護費の切り下げ、さらに消費税率八%への引き上げなど、国民のくらしは厳しさを増すばかりです。安倍政権は、生存権保障のための社会保障を「共助」としての社会保障に切りかえ、国の責任を放棄、公費負担の抑制を強めています。

 このような重大な情勢のもと、今年の日本高齢者大会は九月十二、十三の両日、富山市で開かれます。一九八七年、「高齢者の要求を結集し実現をめざそう」と実行委員会を発足させ、第一回大会を京都で開いて以来、毎年開催されてきました。今年二十八回を迎えます。

 第一日は、学習講座、分科会、シンポジウムが行なわれ、平和、社会保障、高齢者の生き方など情勢を反映した内容が準備されています。翌十三日の全体会は、エッセイスト・翻訳家の池田香代子さんの記念講演「平和な未来をきずく『百人の村、あなたもここに生きています』」。基調報告、各地域の運動交流やその地ならではの文化行事なども企画されています。

 「ひとりぼっちの高齢者、国民をなくす」運動を大きく広げ、世代を超えて共感される知恵を出し合い、発信し合う場でもあります。今年の大会のスローガンは「憲法をくらしに生かし、みんなが輝く社会、平和な日本を」です。安倍政権が進める憲法改悪の動きに負けない、展望の持てる政治・社会をめざし、大会成功へ連帯していきましょう。

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