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主張・見解

はたらく女性の中央集会を成功させよう

婦民新聞第1409号(2012年10月10日・20日発行)より

今年、第五十七回をを迎えた「はたらく女性の中央集会」が、十一月十、十一日の両日、京都で開かれます。

日本政府は二〇〇九年、国連女性差別撤廃委員会から男女平等の遅れを厳しく指摘されました。男女の賃金格差を是正することが急がれるところですが、女性労働者の実態は急迫の度を増しています。

厚生労働省によれば二〇一一年の女性雇用者数は二千二百三十七万人(前年比八万人、四年間で七十四万人増)で雇用者総数の四二・七%を占めるまでになりましたが、賃金は男性を一〇〇として一般女性労働者七〇・六、短時間女性労働者五〇・三とその差は依然として大きく、賃金は二〇一一年の民間平均給与で男性は年五百四万円、女性は二百六十八万円、中でも百万円以下の女性は二十四万人も増えているのです。

このように、低賃金で不安定な働き方が問題になっている有期雇用を雇用の基本としたがる財界・大企業。労働者の「使い捨て自由」の社会を許してはなりません。

それに対し「不当雇用を許さない」と裁判でたたかっている日本航空の労働者たち、「TPPに参加するな」と大きく運動を広げている農村女性、女性の働き分を認めよと行動する業者婦人。また日本のいたるところで「オスプレイくるな」「原発ゼロに」「子どもを放射能から守ろう」と女性たちは連帯して運動を進めています。

「はたらく女性の中央集会」に参集し、学び合い、話し合い、交流しあって女性の共同を広げていきましょう。

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