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主張・見解

仲間を増やし暴政に立ち向かう力を

婦民新聞第1395号(2012年4月30日発行)より

消費税増税、TPP参加表明、原発再稼働と日本を危機に陥れる無謀な政策を押しつけようとする政府に対し、国民の怒りが沸騰するなかで、私たちは第四回中央委員会を開催いたしました。

東日本大震災による被災者の救援を怠り、未だに原発事故で住まいを奪われた人々には補償もなく、財界いいなりの構造改革路線を強引に推し進めようとする野田政権は、また、憲法審査会を開催するなど改憲への道を急いでいます。それらの策動は許さないと中央委員会では全国からのたたかいの報告が続きました。次々に国民敵視の政策を出し続ける為政者に私たちはもっと強力な力で立ち向かい、国民本位の政治、憲法を尊重する政治へと転換させなければなりません。そのためには今、倍する勢いで仲間を増やし、強大な組織を確立していくことが何としても必要です。

昨年、二〇一一年三月に私たちは創立六十五周年を迎え、それを記念しての「一支部一行動」に多くの支部が工夫を凝らした創造的な催しを企画しました。地域にも新たなつながりができるなど、支部の力を最大限に発揮した催しの成功は、みんなの確信になりました。また、今中央委員会で新たに承認された宇都宮、新潟の二支部の誕生も全国の支部の励みとなり、婦人民主クラブの活勤への大きな弾みとなりました。

一か月余に迫った全国大会に向けて、多くの新たな仲間を迎え入れ、新しい仲間とともに、綱領にうたわれた平和とくらし、子どもと女性の人権を尊重する社会実現へ、大きく前進できるよう、全力を挙げ、まい進いたしましょう。

二〇一二年四月十五日
婦人民主クラブ中央委員会

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