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主張・見解

はたらく女性の中央集会を成功させよう

婦民新聞第1375号(2011年9月20日発行)より

「第五十六回はたらく女性の中央集会」が、十月十五、十六日の両日、東京の日本教育会館で開かれます。記念講演は後藤宣代さん(福島県立医科大学)。「ヴォイス・フロム・フクシマ―21世紀を、生きるよろこび、働くよろこびへ」をテーマに語ります。

『女性白書』二〇一一年版(婦団連発行)によると日本のジェンダーギャップ指数(GGI)は百三十四か国中九十四位と依然として先進諸国の中で最低です。

女性の地位の低さは男女賃金格差にあらわれています。パート労働者を含む女性の賃金は男性の五一%(二〇一〇年)にすぎません。農漁業に従事する女性、業者婦人は所得税法上その働き分が認められないという状態が一貫して続いています。

男女ともに労働時間を短縮し、最低賃金の大幅引き上げ、労働者派遣法の抜本改正など、男性も女性もともに人間らしく働くルールの確立を求めていきましょう。

失業の問題も女性はいっそう深刻です。被災地では「とにかく仕事をください」「家族が食べていける賃金を」の声が日々切迫感を増しています。大震災と原発事故の被害から立ち直ろうとしても、国の支援の遅れから事業や農畜産業を諦めなければならない無念さははかりしれません。憲法の精神を活かした復興を求めていきましょう。

労働者、農漁業従事者、業者婦人など、はたらく女性としての要求とあふれる願いを一つに結びあわせて大きな行動を作り出していきましょう。「はたらく女性の中央集会」を成功させましょう。

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