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日本の進路をきめる選挙に確かな選択を

婦民新聞第1308号(2009年8月10日、20日合併号)より  

八月十八日公示、三十日投票で総選挙が実施されることになりました。四年前の総選挙では「小泉劇場」とよばれた派手なパフォーマンスに有権者の多くが目をくらまされ、自民党圧勝となりました。この間、総理大臣が一年ごとに替わり、悪法が次々とくり出されて、自公政治を早く終わらせたいという声が国中に広がるようになりました。

日本の進路をきめる大切な時にメディアは今、こぞって「政権交代」「二大政党」を叫び、自民・民主はこの大波に乗って、テレビCMや新聞全面広告に潤沢な政党助成金を使っています。メディア側も両党のマニフェストを比較して採点などしていますが、あまりの「違いのなさ」に「政権交代」の無意味さを知らせる結果にもなっています。両党のもっとも注目すべき「共通点」は次の三点です。

憲法九条を変えて自衛隊を自衛軍とすること。消費税を上げること(自民は「三年後」、民主は近い「将来」)。少数党を締め出すために衆院の比例定数を減らすこと(自民は「五十」、民主は「八十」の議席減をめざす)。

平和とくらしを守り、格差や貧困をなくしたいと日々活動している私たちにとって、憲法と民主主義を破壊する両党の政治路線は、許すことのできないものです。

今や世界の希望となった核兵器廃絶を。不安定雇用をなくし、社会保障の充実を。農業を守り食料自給率の向上を。人権尊重の教育を。そして女性が輝やいて生きられる法整備を。

こうした、あたりまえの願いを実現するために、確信のもてる選択をしていきましょう。

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