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主張・見解

決議
戦争への企てを許さない闘いに全力を

婦民新聞第1206号(2006年06月30日発行)より

私たちのくらし、安全、平和にかかわる数々の重要法案を上程し、審議を強行、成立をはかった第百六十四通常国会が終了しました。行政改革推進法、公益制度改革三法、市場化テスト法などとともに、所得の格差がいのちの格差に直結する医療改悪法の最終盤での成立強行に、私たちは、心からの怒りをもって抗議します。

この間、耐震強度偽装やライブドア事件など、小泉「構造改革」・規制緩和の中身が、実はいのちを脅かし、さまざまな格差を拡大する悪法そのものであることを示す事件が次々に露見しました。

在日米軍基地再編は、地元自治体ぐるみの反対運動や、全国の反対の声を無視して進められ、その上、三兆円もの負担を日本に押しつけることが決められました。

しかし私たちは、教育基本法「改正」案、憲法「改正」手続きを定める国民投票法案、共謀罪を新設する組織犯罪処罰法「改正」案、防衛省設置法案などに対し、広範な世論と運動で、今国会での成立を阻止しました。

アメリカと財界いいなりの小泉政権のもとで、米軍再編・強化、武装した自衛隊の海外派遣など、アメリカの同盟国として戦力を行使する国になることが急がれている現在、私たちは憲法をよりいっそう輝かせ、内外の平和を願う人々と手を携え、今国会で継続審議となった悪法の次期国会での成立を断固阻止し、戦争へのあらゆる企てを許さないたたかいに全力をあげます。

二〇〇六年六月十八日
婦人民主クラブ
第四回中央委員会

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