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主張・見解

朝鮮半島の非核化は世界平和への第一歩

婦民新聞第1583号(2018年5月10・20日合併号)より

四月二十七日、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の首脳会談は、民族の和解を全世界にアピールし、年内の朝鮮戦争終結と朝鮮半島の完全非核化をうたった板門店宣言を発表しました。

朝鮮戦争は米ソ冷戦体制をバックに一九五〇年、南北朝鮮の間で始められ、北は中国、南はアメリカを主とする国連軍に支えられて五三年の休戦まで続けられました。あれから六十五年、法的には未だ戦争状態が続いています。その終結は家族離散などたくさんの悲劇を経験した南北朝鮮の人々にとって大きな朗報であり、両国の平和と安全を保障するものです。

近年、北朝鮮は急速な核兵器開発で世界中からひんしゅくを買っていましたが、今回合意した朝鮮半島の完全非核化はすべての人々への贈り物です。金正恩氏は「アメリカが終戦と不可侵を約束すれば、核を持って苦しく生きる必要はない」と述べたと伝えられ、朝鮮戦争の継続状態が北にとってどんなに脅威と感じられていたか、南の米軍の存在が絶えず核兵器の脅しを感じさせていたかを教えられます。注目すべきは北朝鮮の非核化ではなく、朝鮮半島の非核化だということです。その達成は二〜三年でできるものではなく、識者の中には数年ないしは十数年かかると見る人もいるくらいです。北にだけ短期間で不可逆的な達成を要求したり、それまで最大限の圧力をかけ続けるというのは宣言の趣旨に反します。実現のためには、非核化の段階に応じて制裁を減らしていくべきです。私たちは米朝会談が成功し宣言が実行できることを心から望んでいます。

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